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 *本プロジェクトは、愛知県の委託により(公財)科学技術交流財団が管理・運営をしています。
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知の拠点重点研究プロジェクト P1

プロジェクトテーマ

先端機能を低コスト・高能率に生み出す基幹ナノ・マイクロ加工技術の開発
 参考資料
概 要
愛知県内の生産技術を代表するほぼすべての研究者、企業が集結し、その連携・連鎖研究による愛知のものづくり産業をゆるぎなきものに高めるのが本プロジェクトの目的である。
愛知県内には航空宇宙産業に関係する多くの企業が集結し、部品製造だけでなく新規国産旅客機のフライトへ向けた活動が活発化している。現状では航空機に関する国内の事業規模は全世界の5%であり、技術的な優位性が確保されるならば、発展の余地への拡大は大いに期待できる。
愛知の強みである自動車産業の優れた製造技術を航空宇宙産業へ、また航空宇宙産業の先進材料・先進技術を自動車産業に持ち込むことは、地政学的には世界において当地域だけが可能である。これを可能にし、他の追随を許さぬものにするには、素材から製品に至るまでの新規の技術開発が不可欠であり、下図に示す各機能に対し高い目標を設定して研究開発を邁進する。
<最終目標>は、"環境に調和した生産活動"である。
機 能 目 標 <最終目標>
軽量・高強度部品 製造コスト半減 環境に調和した
生産活動
高機能難加工材料 加工能率10倍
異材接合・複合製品 製品寿命2倍
背景・課題
  • 軽量素材による自動車や航空機の燃費向上への期待と高度な加工技術の必要性
  • コスト削減の必要性
  • 革新的な加工技術を生み出すための研究者と企業の連携・連鎖の必要性
どのような開発をするのか
  • それぞれの得意分野を持つ加工技術の研究者と企業が集結した開発体制
  • 軽量・高強度材料の低コスト成形加工技術の確立
    アルミニウムの鍛造工程の精度予測等による高精度な鍛造技術の開発
    レーザー加工等を利用したC-FRPの高品位穴あけ、切断技術の開発
  • 切削加工技術の確立
    硬度と耐久性を有する炭化ケイ素単結晶を切削工具の刃先にする技術の開発
  • 異種材料の複合化技術の確立
    レーザー溶着技術による金属/樹脂の直接接合技術の開発
    異種金属複合化により耐久性を向上できる摩擦攪拌接合技術の開発
  • 連携・連鎖による素材別加工技術の確立 等
どのような成果が得られるのか
  • さまざまな素材における加工技術の課題を解決する新しいネットワークの構築
  • アルミニウムなど軽量素材の製造コスト半減の実現
  • 切削加工能率10倍の実現(工具寿命5倍、切削速度2倍による10倍の実現)
  • 異種複合材料の部材としての利用による製品寿命の2倍以上の実現 等
製品化イメージと産業・県民への波及効果
  • 高性能・低コスト軽量自動車部品の製品化
  • 高性能・低コストC-FRP航空機部材の製品化 等



プロジェクトリーダー

名古屋工業大学大学院工学研究科 教授 中村隆教授
中村 隆
略 歴
1975年 名古屋工業大学生産機械工学科卒業
1977年 名古屋工業大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了
1980年 名古屋大学大学院工学研究科機械工学及び機械工学第二専攻
博士課程(後期課程)単位取得満期退学
1980年 名古屋大学工学部 助手
1982年 名古屋大学工学博士
1983年 名古屋工業大学工学部 講師
1987年 名古屋工業大学工学部 助教授
2000年 名古屋工業大学工学部 教授
2003年〜 名古屋工業大学大学院工学研究科 教授
2005年〜2007年 社団法人日本トライボロジー学会 理事
2008年〜 国立大学法人名古屋工業大学 学長補佐
2009年〜 一般社団法人日本機械学会 評議員(2010年全国大会実行委員長)
2010年〜 名古屋工業大学 副学長



各グループの研究テーマ

グループ1(G1) 次世代産業用C-FRP構造部材創成技術の開発  研究概要2013(*1)
グループ2(G2) 難加工性材料の超精密・高能率加工技術の開発  研究概要2013(*1)
グループ3(G3) 自動車・航空機用軽量金属/複合部材の開発  研究概要2013(*1)
(*1=2013.03.26『P1公開セミナー2013』で行ったポスターセッションの内容です。)  

連絡先:

〒466-8555
名古屋市昭和区御器所町
名古屋工業大学
3号館 717号室
tel/fax: 052-735-5429